それでは、PDF帳票を作成していきましょう。
新規にPDF帳票を作成する場合、最初にReportインスタンスを生成し、空のPDF帳票を準備します。
- <利用API>
- クラス:
Report
- コンストラクタ:
Report(File formFile, File datFile, OutPutStream fout)
- <引数>
FormFile: テンプレートPDFファイル
datFile: フォーム定義ファイル
fout: 出力先
- ※典型的な(一般的な)出力先は、FileOutputStreamになります。)
- ■参考■
- 現在のTemplateCompilerの実装では、FormFileとdatFileは、拡張子を除いて同一名称となります。
「テンプレートの作り方」参照。
Reportインスタンスを生成したら、そのコードのブロック内で必ず
Report.close()を記述し、PDF帳票の処理終了を行います。
<記述例>
Report report = null;
try{
//Reportインスタンスを生成します。
report = new Report(formFile, datFile, fout);
//ここに次項で説明する「ページの新規作成」や
//「フィールドへの文字の埋め込み」処理を記述します。
//
//必ずclose()を呼びます。
report.close();
report = null;
}finally{
if(report != null){
try{
//必ずclose()を呼びます。
report.close();
}catch(ReportException e){
//例外処理
}
}
}
記述例を参考にして、空のPDF帳票を作成するコードを
OrderFormFin_try.javaファイルのクラス
OrderFormFin_tryのmain()内に追記してください。以降の全ての作業は、特に明記しない場合、
このソースファイルの
mainメソッドに追記していきます。
追記されたコードは
こちらをご覧ください。
◎javaファイル:cookbook/chapter1-1/OrderFormFin.java
- ■注意■
Report.close()は、出力ストリームの終了処理をしています。この処理をしなかった場合、不正なPDF帳票が生成される場合があります。